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第7回は「高杉晋作待望論&キレル若者」です。【2001年6月6日】
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みなさん、こんにちは、すずかんです。やっとすずかんも新しい事務所、正式な事務所が立ち上がりました。事務所は表参道です。今はこの事務所の向かいのカフェから、みなさまにお話をさせていただきます。また、原宿駅前にも○○○○カフェというスペースをオープンさせました。「夢を現実にする魔法のカフェ」ということで、おもろい人たちがたくさん集まります。そんなスペースをつくりましたので、是非みなさんもお越しください。2001年6月10日から正式オープンです。
(注:既にCLOSEしました。ご利用ありがとうございました)
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それでは、先週のクエスチョン。誰が好きですか?高杉晋作、坂本竜馬、西郷隆盛、吉田茂、田中角栄と、僕がわりと好きな人を上げさせてもらいましたが、その中でも高杉晋作、坂本竜馬がダントツでした。私も長州にはご縁があって、うちの事務所にも何人か長州の人間がおりまして、坂本竜馬は非常に人気があるのですが、しかし、大変うれしいことに坂本竜馬を上回る人気で高杉晋作をみなさんが選ばれました。高杉晋作という人は、吉田松蔭の松下村塾で学んだ人ですが、何よりも学びにとどまらず、それを行動にする、実践するということで、下関の郊外にある長府というところの功山寺で、一人で挙兵をしました。その動きが奇兵隊です。私も「情報奇兵隊」ということをうたっておりますが、本当に武士も農民も肩書、階級を超えて、新しい時代を作っていこうという志ひとつで集った奇兵隊です。その第一撃はまさに功山寺でひとりの挙兵で始まった、そんな高杉晋作であります。私も非常にあこがれているわけですが、みなさんにも、そういう気運が出てきたのかなと思いました。
この2ヶ月あまり、みなさんの不安とか問題ということを投稿いただいてきました。本当に多くの方から、しかも非常に中身の濃いお話をメールしていただいたり、あるいは私の講演や街頭演説に対するご意見などもいただいて、本当にありがとうございました。それで、やはり色んな不安があるということがよく分かりました。そのなかで、僕もすごく気になっているのですが、電車の中でボクシングをやっていた少年に、本当に些細なことで暴行を受けて、そして命を落とすという非常に残念なことがありました。このことに象徴されるように、私も高校で17歳高校2年生の教壇に立っておりましたが、この17歳あるいは、若者のキレル問題ということに対して、大変にみなさん色んな不安を持っておられるということがよく分かりました。
これは、単に若者がキレルという現象にみなさんが不安に思っているわけではなくて、今の若者に共通して見受けられる特徴という「無反応」ですね。なんでもいいんです、好きでも、嫌いでも、イヤでも、うれしいでも何でもいいんですが、そういう何かに対して自分の感情を返すということが乏しくなっています。今のイジメでも何が子供にとって一番つらいかというと「しかと」というやつですね。無視をされる。僕は「情に報いる社会」ということを言っていますが、色んな人の気持ちに、ちゃんと反応する、それはどんな反応でもいいわけです。それが、機械になってしまっている、人ではなくてマシンになってしまっている。そういう人間、若者に対するみなさんの漠然とした不安というものを、私も非常に感じます。
それから、先ほどの電車の中での大変残念な事故。もちろんその若者が暴行の主体であったということもさることながら、もうひとつ、多くの電車の中にそれを見ていた人がいるわけですね。しかし、その見ていた人は何もしなかった、何も出来なかった。じゃあ、私もそこにいたら、そうした暴行を振るう若者に対して制止できたかというと、自信はありません。しかし、静止しなくても早めに色んな人に連絡するとか、色んな手を打つ方法はあったと思うんですね。日本の今の多くの問題の根幹に見て見ぬ振りするというところがあると思います。そうしたことがすごく象徴的に原因となって非常に残念な、悲しい事件が起こってしまったということ、僕はこのことがすごく気になります。
僕はこれから、人づくり、21世紀の若者を含めた新しい日本人というのをどうやってつくっていくのかという、そういう意味での教育あるいは学びということに大変関心、問題意識があります。そのことについて、是非みなさんとお話をしていきたいということで、Think
net会議室というのをつくりました。そこで是非新しい日本人づくりという議論を深めていきたいと思います。あわせて、みなさんの不安の中で医療とか年金とか、あるいは財政という不安がありました。経済的不安、老後の不安、あるいは健康の不安ということで、この日本の不安それにこたえる福祉政策、医療政策、年金政策そういったものをどうしていくのか。日本の安心について語っていく、そうした会議室もつくっていきたいと思っています。それから3つ目の会議室は「構造改革」という四文字熟語がメディアを賑わわせているわけですが、しかし、何の構造改革を変えるのかという目的がよく分からないんですね。僕は予算構造であったり、あるいは利権構造であったり、利権構造がありながらそのことを何も感知しない、まさに見て見ぬ振りをして知らん顔して、あるいは厚顔無恥にそのことにあぐらをかきつづける、そういう日本人の精神構造、永田町の精神構造の改革が実は大事じゃないかと思っているのですが。何を改革するのか、そしてどのように改革するのか。具体的な対象とその方法、そしてそれを誰がやるのかという構造改革論議を進めていただければと思います。
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