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| 第三弾 政策フォーラム2001 コメンテーターとして登場! |
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そもそもこのオファーは党本部青年局の村井くんからのものだった。「石井さ~ん、学生の論文にコメントする人数が足りないんですよぉ。党の政策担当秘書を大見得きってじゃぶじゃぶ派遣するって言うたんですけどね、あんまり試験組っていないんですよ~。ぜひ、行ってくれませんか?」と言われ、思わず素直に「予定あいているかも・・・。」などと答えてしまい、引くに引けないハメに。で、「村井くん、俺は何に対してコメントすればいいの? 政策って言っても、いろいろあんだろ。」「あっ、ちょっと待ってくださいね。そうそう、社会保障です、年金とかの社会保障!」「何!!! 社会保障!? 年金!?! だめだよ、知らねーよ、そんなの。訳わかんないこと言って、恥かいたら民主党の威信にかかわるぞ。ちょっと、俺の得意なのにしてくれよ。」「うーん、それならこれどうですか、生命倫理にかかわる問題とか・・・。」「あのさー、俺、小学生のときから理科はだめなんだよ。それと、俺の顔見て、『倫理』って感じしないだろ。他、ないの???」「・・・。すいません・・・。だけど、石井さんなら大丈夫ですよ、何だって!」うーん、こういうまとめ方に僕がすごく弱いのを、彼は熟知しているのだ。かくして、楽しい楽しい土曜日は、学生ちゃんとの政策フォーラムへと費やされることになった。 さて当日。久々の三田キャンパス。おぉ、久々の大銀杏(大きな銀杏の木。待ち合わせ場所のこと)。おぉ、若い若い、女子大生がいっぱい。おぉ、ここは昔、あいつとけんかしたところ。おぉ、おぉ、おぉぉ、などと感慨にふけりながら会場の西館へ。おぉ、ここは昔、ウィンザーテニスクラブの部長だったとき、サークルの総会をやったところかも、などと再度感慨に耽ってしまう。 受付で自分を名乗り、待合室へ。案内の学生さんが緊張しているのがバンバン伝わってくる。そんなに怖い人ではありません、私は。一通り説明を受けた後、やることがなくボーっとしていると、同僚政策秘書がどんどん入ってくる。近藤昭一代議士の政策秘書の三宅君、それとホームページを持つ政策秘書、石田敏高さんである。話しを聞くと、石田さんが生命倫理のパートを引き受けられたそうな。うーん、オトコですねぇ。そんなこんなで、所定の時間となり、それぞれの会場へ。おぉ、学生がいっぱい。(あたりまえか) 私の担当した研究会は、まず大阪大学の本間正明・跡田直澄研究会の「厚生年金民営化論」と東海大学の川野辺裕幸研究会の「少子高齢化における公的年金制度のあり方」という二本立て。私と一緒に、というか私がおまけのコメンテーターでメインのコメンテーターをつとめられたのが、国立社会保障人口問題研究所社会保障応用分析研究部第一室長の金子能宏さん。この人が、これまた肩書きどおり見識深い人で、こういう人がコメンテーターに来てくれる学生くんたちは幸せもの、というわけですよ。 で、論文内容はいかなるものかというと、大阪大学の方は「国民年金も厚生年金もこのままでは行き詰まる。年金の本来の意味を考えると、国民年金制度を維持するのみで人々の最低限必要な収入はまかなえる。であるからして、国民年金制度を堅持する体制をつくり、一方の厚生年金は民営化を目指す。国民年金制度堅持には消費税アップを、厚生年金基金不足額は法人税アップを」という感じのもの。一方の東海大学の方も似たところがあり「少子高齢化がこのまま進むと、年金制度の行き詰まりは明白で、世代間不公平もさらに強まる。やはり国民年金制度の拡充には全額税方式とし、厚生年金は一括民間運用により現行よりも大きな果実=運用利回りを得ることにより制度維持を図る」という感じ。 両方ともそれなりにまとまっていて、彼らなりの試行錯誤が見られた点は評価できるところだったし、実際に何パーセントの税率アップで、不足分をカバーできるかどうかの計算を出しているところなど、よかったところでしょう。ただ、私のコメントは辛口。「少子高齢化って言うけど、そんなもん、政府の統計をそのまま鵜呑みにするのって、夢がねーだろ。もっとシニアに活動の場を提供して労働力となってもらうとか、女性の社会参加を強烈に促して労働力とするとか、はたまた外人をバンバン入国させて、労働力にするとかさー。ドイツだってトルコ人がばんばん入ってるだろ。既成概念への挑戦だよ、挑戦! おまけに、こうした年金問題は、直接生活に結びつく分野だから、いろんな役者=stake holderがいるわけよ。だから、理論的に正しい政策だけじゃだめなんだよ。民主主義なんだから議会で過半数取れる戦略的施策じゃないと! 若い君らが、選挙に大挙して行かなきゃだめだっ、ちゅうことやな!!? (『この前の参議院選挙、行ったか? キミ、東京都民か??!! すずきかんに入れたか???』とはさすがに言わず・・・)」ってな感じで、結構言いたい放題。 ということで、無難にこなすことが出来たのであった。とにもかくにも、学生が200人以上、それもボランタリーにこれだけ集まって政策を学びあう、本当にすばらしい会だと思う。最後に「この会の運営ってどうなってるの?」と聞いたところ、「現役生やOBの方々のカンパで成り立っています。」とのこと。すばらしすぎる! この国も、まだまだ捨てたもんじゃない! そんな話しを聞いたもんだから、謝礼をいただくのも躊躇してしまった。しかし、これも彼らの気持ちということで、快くいただいた。 そして、その謝礼は、翌日私がすずかんとともに寒空の下、渋谷駅前で行った「アフガニスタン難民支援募金」の募金箱に入れたのであった。学生の自ら学ぼうという姿勢とそれを支える方々の気持ちが、私を経由してアフガン募金に化ける、出来すぎのようですが、いい話しですねぇ。(おしまい) |
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