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永田町の掟!」

幣原 みや  

 すずかんのホームページをご覧の皆様こんにちは。昨年9月から、ひょんなことで鈴木寛事務所の一員となった幣原みや(しではら みや)です。この「ひょんなきっかけ」の部分を詳しく語りだすと、なが~い話になりそうなので、誠に勝手ながら今回はパスさせていただきます。かわりと言っては何ですが、鈴木事務所に押しかけて来る前は民間企業に勤めていた“す”の一般人の私が体験した永田町の掟をひとつ紹介したいと思います。(大げさな…)

 昨年は皆様もご存知のとおり、米国で悲惨なテロ事件が発生いたしました。これを機会に日本でも安全保障のスタンスを見直す必要に迫られる事態となり、民主党でも、党内・外での活発な議論を展開するべく、外交・安保に関連する部会や勉強会が頻繁に開かれました。初めてこのテロ関連部会に代理出席したときの事です。

 議員会館1階の指定された会議室に入ると、まだ人はまばらで、机の上には会議の資料と、缶入りのお茶が用意されていました。後方のめぼしい席に腰を下ろして、会議の始まるのを待ちましたが、どうも冷たい視線を感じる・・何かがおかしい??会議室に人が増えてくるにつれ、みんなが私を見ていくような気がして落ち着かない。そのうちにハッと気がついた、「これは、こないだ“議員専用”のエレベーターに間違えて乗っちゃった時感じたのと同じ視線では…?そ~か、そ~か、私はここに座ってちゃいけないのねぇ」。追加で資料を配っていたお兄さんに「すいません、私はどこに座ればいいんでしょう?」と尋ねると、「あ、秘書さんは、壁際の椅子へどうぞ」と言われた。「そ~か、そ~か、壁際の椅子ね~」遠慮して比較的後方の机に座ったつもりが、あつかましくも議員席をぶん取っていたらしい。気を取り直して秘書の定位置に移動し、自分の膝を台にして会議のメモをカリカリ取っていると、そこらじゅうから缶を開ける音が聞こえてくる。人間の感覚はきわめて不思議。どこにでも売っている普通のお茶の缶なのに、ものすごくおいしそうなものに見えた…。

 会議終了後に、地下2階の売店で同じ銘柄のお茶を買って、勝ち誇ったように飲み干しながら考えた。永田町の掟その一、有権者の1票の信託を受けていない者にお茶と机はない!1票の価値は重い。本当に現実を動かす力があるし、ここではそれがよく理解できる。現在のこの国の投票率から考えても、約半分の日本人がこのスーパーパワーを行使していない。これではあまりにももったいない。誰にお茶を与え、誰から取り上げるのか?その決定に影響力をもつ力強い権利なのですから。有権者の皆様、是非、次の選挙には大挙して投票所に押しかけて、国家の意思決定に参加していただきたいと思います。歴史が動く時ってきっとそんなもんです。

 

追記: その後、何度となく代理出席を繰り返すうちわかったことですが、参加議員が少なく、明らかに机つきの席が空いている時は「秘書さんもこちらへどうぞ」などと言ってもらえる時があります。あくまでも基本は壁際ですが、民主党的永田町の掟は、柔軟で、温かい血の通ったものです。いつぞやはお茶も頂いてしまいました。ということで合掌。


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