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1-7 高校コミュニティの形成


Ⅰ  高校におけるコミュニティ・スクールの応用

小学校や中学校ではコミュニティスクールが徐々に広がりつつあり、成功例も多く出ています。そのシステムを高校にも応用し、地域が支える学校づくりをしていくことが望まれます。

 高校は、小学校や中学校に比べ、その地域の企業、行政に直結する人脈、影響力を持っています。そこで培われたネットワークは一生の財産となり、在校生と OB を結びつけることでそのネットワークはより強固なものとなります。更に、そういった地域で活躍する OB の方々との交流は、在校生の進路選択において大変貴重な参考になります。

 現在、地方において、優秀な人材がどんどん都会へ流出し、地元の未来を担う人材が枯渇しています。在校生のころから地域の OB と交流し、ともに地域の現状と未来を考え、また卒業してからも様々な形で母校に貢献すれば、自然と地元に対する愛着を持つようになり、地元へのUターンも促進されます。地域に戻らずとも、遠く離れた都市にいながら、高校コミュニティを通じ、母校・ふるさとに貢献することができます。

 コミュニティ・スクールの考えを土台にして、高校ならではの「ネットワーク形成」を目的としたコミュニティ構築を行い、地域を盛り上げていきましょう。

 

Ⅱ 具体例

1 OB大学生の講演・受験指導

 有名大学に進学したOBに受験指導や科目指導、大学受験や受験に関する講演会などをしてもらいます。年齢の近い大学生から聞く進路情報はより具体性があり、また同じ環境で勉強した先輩の話は学習計画をたてる際に大変貴重な参考になります。

 

2 地域の経営者、政治家と語る会

 地域を担う企業経営者達と、将来の地域を担う若者たちが地域の現状や未来について語ります。これによって、高校生が早くから地域に興味を持ち、進学や就職によって都市部に出た後も地域に対して愛着を持つようになります。

 

 

すずきかんは、高校ごとに地域・OBを巻き込んだ縦と横のコミュニティ構築を推進します。

 

 コミュニティ・スクールは、一校当たり 670000 円 ( 平成 19 年度  9000 万円・ 133 校 ) の予算が出ています。これと同額を全国の高校すべて (5,385 校 ) に予算だてるとすると、 36 億 795 万円が必要となります。

 

 

 

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